風土社刊行の「日本の美邸 ―Japan Quality―」のWEBサイトにて「よみがえる青の物語」というコラムでご紹介をいただきました。執筆はお世話になっております東京・神楽坂「コハルアン」店主、はるやまひろたかさんです。 「白岩焼の特徴は青の濃い海鼠釉です」というのは、分かりやすい説明としてしょっちゅう使いますが、実のところは少々違っていて。海鼠釉三日月皿の月の部分、茶色いところには白岩の土をブレンドした「土釉(どろゆう)」という和兵衛窯オリジナルの釉薬をかけています。そのうえにあきたこまちのモミの灰をブレンドした海鼠釉をかけることで、茶と青の色の対比が生まれます。これがコハルアンさんがおっしゃるところの「根雪の端に大地が顔を覗かせる早春の光景を想い起こさせてくれます」です。 白岩焼の本当の特徴は、雪国の人が春を待ちわびる気持ち、青白い雪景色から土が見え隠れするようになる早春の風景が一枚のお皿の込められていること。土と雪、冬と春、相反するようなものがコントラストとなって見えることが本懐だと思います。 長々となりましたが、まさに春らしくなってきたこの季節に素敵なご紹介をいただいたことがあらためて嬉しいです。コハルアンさんありがとうございました。
by waheegama
| 2021-04-03 13:27
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