全国的な雪害のニュースにかかわらず、いまだ雪の少ない角館。いやいや、このまま春が来るはずはない・・・と大雪に備えて自分に言い聞かせておりました、今日このごろ。しかし、どうも、今年は本当に雪の少ない年のようです。上の写真は
去年の今頃、下は今日の登り窯の様子。写真で見るとちょっと分かりにくいのですが、去年は、屋根の雪とそこから落ちた雪がつながらないように(つながってしまうと下の雪の重みで屋根がひっぱられて建物が歪んでしまうのです)、雪の壁を切っては寄せてをくりかえして、ようやく建物が見えている状態なのです。
母屋と工房、登り窯と車庫を代わりばんこに雪寄せすると、最初に寄せた建物がすでに雪に埋まっていて・・・一日に三回、雪寄せをするとそれだけで日が暮れた去年。それに比べて今年はずいぶん作陶に時間を注げました。どちらも、生きるために必要な時間なのですけれど・・・ね。